大規模修繕工事と改修工事の違い
2023.06.20マンションでは定期的な大規模修繕工事が行われます。似たような言葉で大規模改修工事がありますが、今回はこの2つの「大規模修繕工事」と「大規模改修工事」についてお話ししたいと思います。
マンションにおける大規模修繕工事では、建設後建物の経年劣化や老朽化などに合わせて行われる大掛かりな修繕工事のことをいいます。多くのマンションでは、長期の修繕計画として、建設後12年の周期で工事を実施することが多いですが、15年周期、18年周期とった計画で工事を行うケースもあります。
マンションの管理組合による修繕の積立金によって外壁や屋根の防水工事、給排水の設備の交換など共有部分の修繕が行われます。
では改修工事はどのような内容なのかというと、マンションにおける改修工事ではマンションの資産価値を維持するために修繕工事で劣化や老朽化に対応するほかに、より住みやすい機能をもたせるために改修工事を行い、今の時代に合わせた暮らしができるようにグレードアップさせる目的があるといえます。
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